HONDA YAMAHA SUZUKI KAWASAKI HARLEY-DAVIDSON BMW OTHER BIKE モンキークルージン 4st ミニバイク メンテナンス&レストア 読み物
事故やトラブルを避けるための知識と技術
命を守るバイク術

■発行 Publication : 2023/6/10  ■160pages   210 x 148mm
■ISBN : 978-488393-988-6   ■Price : ¥1,800+Tax
内容

















【内容】

●はじめに
●第1章 安全のための基本テクニック
 バイクに乗る時は、身につける物も重要です
 乗車時の姿勢は、安全を確保する第一歩
 レバーとスロットルの操作を、スムーズにするためのヒント
 愛車のハンドルが、どのくらい切れるか確認しておこう
 ギア付きのバイクは両足での操作もスムーズに
 センタースタンドを確実にかけられるようにしておこう
 引き回しができなければそのバイクには乗れません
 Uターンの練習をしよう
 ブレーキとエンジンブレーキを上手に使おう
●第2章 安全のための心構えと走行の基本
[一般道路]
 発進時は広報から来る車両のスピードを確認
 車線内の走る位置は状況に合わせて選ぼう
 複数の車線がある場合は判断を素早く
 矢印式信号に注意
 左折の時は歩行者や自転車に注意する
 信号が無い場合の大きな道への左折はタイミングが重要
 右折は対向車と歩行者に注意する
 右折レーンと矢印式信号があっても、油断しないで!
 矢印式信号が青になる前に右折する時
 停止車両の横を通過する時のポイント
 ゴミ収集車などは、低速で移動したり停まったりを繰り返す
 前方に左折車を確認したら、車線変更でスムーズにクリアしよう
 車列の間に割り込んで合流する場合はできるだけ自然に
 バスを追い抜く時は、バスの発進を邪魔しないこと
 左折車を追い抜く時は右後方にも注意しよう
 急な坂道では前の車との車間にも注意
 工事などの車線規制は、スムーズに車線変更をしてクリア
 アンダーパスは速度に注意
 踏切では一時停止し、線路で滑らないように注意して通過する
 右側からの合流は、加速とタイミングがポイント!
 走って楽しい峠道は、注意しないと危険がいっぱい
[高速道路]
 高速道路にスムーズに入るポイント
 本線への合流はスムーズな加速がポイント
 走行する車線は必要に応じて変える
 追い越しをする時はタイミングと車間距離に注意する
 PAやSAに入る際はしっかり減速しよう
 PAやSAはルールを守ってスマートに使おう
 PAやSAから出る時はしっかり加速しよう
 本線料金所はしっかり減速して通過する
 分岐がある場合は早めに車線変更しておく
 左右にルートが分かれ、再度合流する場合もある
 トンネルは明暗の差に注意が必要
 左からの合流車は早めの車線変更で避ける
 工事などの車線規制は、安全に通過するのが最も重要
 高速道路の出口では、スピードと進む方向に注意
 標識をしっかり確認することは、安全な高速道路走行につながる
 高速バスのバス停は、出口に注意
 車線が無くなる場所では、早めに車線変更する
 停止している車両に気を取られすぎないで
 景色に見惚れすぎないようにしよう!
●第3章 バイクについて知っておきたいこと
 充実したバイクライフを送るために、バイク選びは慎重に
 バイクの各部名称を知っておきましょう
 日常の点検は、安全な走行への第一歩
●第4章 危険を察知するための感覚を身につけよう
 スピード感覚は狂うので、スピードメーターで確認
 左折の際は自転車や歩行者に注意
 右折時の対向車と共に、曲がった先の横断歩道にも注意
 ちょっとしたタイミングで、右直事故は避けられる
 市街地での走行は、危険を避ける余裕を持とう
 施設の前などは、急に車両が出てくることがあります
 対歩行者・自転車事故は、基本「バイクが悪い」となる
 大型車両の死角には入らず、自分の存在をアピールする
 「すり抜け」はバイクのメリットですが、状況判断が重要
 ペイントやマンホールは、バイクの大敵です
 止まる時は後方にも注意し、渋滞時は安全確保を
 キープレフトは、正面衝突のリスクを減らせる
 急な車線変更は、危険なのでやめよう
 雨天時にバイクに乗るのは、リスクが増えるので注意
 夜間走行時は細心の注意と自車アピールを
 あおり運転を「しない」ことと、「させない」運転を心がける
●第5章 知っておきたいバイクの周りのこと
 燃料(電池)切れを起こさないように、マネージメントしよう
 高速道路に楽に乗れる、ETCはバイクの必需品
 バイクを停める時は、地面の状態や傾斜に注意しよう
 荷物を積む時は、安定した状態をキープする
 二人乗りをする時は、コミュニケーションがポイント!
 バイクを倒してしまったら、安全を確認してから起こそう
 走行モードの変更で、状況や目的に合った走りを実現
 渋滞や低速走行時はオーバーヒートに注意
 ナビゲーションシステムはツーリングの必需品
 USB電源は現代社会に欠かせません
 あると便利なインカム
 安全性をアップするトラクションコントロール
 ドライブレコーダーは事故の時の証拠になる
 バイクに乗る時は、天気を考えるのも大切
 ガソリンは指定されたグレードを使うこと
 マスツーリングは安全の確保がとても重要
 バイクを保管する時は、雨天と盗難の対策をしっかり
 メカが剥き出しのバイクは、火傷などの危険性があります
 カスタムは保安基準に準じよう
 任意保険にも加入し、期限切れにも注意
●あとがき 〜事故を起こさないために〜
 

 
コロナ禍による通勤需要の増加やタレントによる情報発信などにより、
日本において久しぶりのバイクブームが再燃して数年が経ちました。
各メーカーも続々と魅力的なニューモデルを発売してこれを後押しし、
新規のバイク免許取得者も増加傾向にあります。
 
しかしその一方、悲惨なバイク事故は跡を絶たず、悲しい事に重篤な怪我をしたり、
大切な命を失ったりするライダーも決して少なくはありません。
 
本書籍は、楽しむためのバイクでそのような悲しい目に遭わないため、
「バイクで事故を起こさない」「事故に巻き込まれない」ための、
教習所だけでは学べない現実の道路交通事情に合致した安全運転の知識、
技術、意識についてを広くまとめて詳しく解説しています。
 
その内容は、バイクの選び方、乗車時の装備、乗車前点検、心構えといった、
バイクに乗る前の事から始まり、教習所では学べない現実に即した情報と技術、
一般道路と高速道路それぞれを安全に走る上でのポイントなど多岐に渡ります。
また、有効に役立てたい最新バイクの運転支援システムや、
ETC、ナビゲーションシステムなどの便利な周辺機器についても解説しています。
 
バイク免許を取得し、不安と期待を持って路上に出ようという初心者ライダー、
しばらくのブランクがあって路上に出るリターンライダー、
また常日頃からバイクに乗っていても時に危険を感じるというライダーの皆様に、
ひとつしかない大切な命を守り、末永く安全にバイクライフを楽しむため、
本書をお役立て頂けたら幸いです。